パニック障害体験談1~突然やってきたわけのわからない恐怖~

ある日私は緊張はしていたけれど健康だと思っていた体に突然パニック発作が起こりました。
前回のに引き続き今回はその体験談と9年にかけてパニック発作と向き合ってきた体験記事になります。
前回の記事→パニック障害ってどんな症状?うつ病とは違う簡単な対処法はコレ!

当時はとても辛く、不安感しかないパニック発作でしたが今ではかなり寛解(症状が和らいで落ち着いてきました)したので対処法なども合わせて紹介していきます。
今回は「家族に言えない、病院に行くのが怖い」という方に向けた体験談記事になります。
このあとも体験談、対処法を何本か続けて書いていきますので気になる方はぜひ続きも見てみてください。

突然起こった息苦しさと体のしびれ

私が初めてパニック発作を起こしたのは高校1年生の数学の授業中でした。
高校に上がると1クラスあたりの人口密度は増え、
知り合いが急激に少なくなって薄まるような心細い感覚があったのを覚えています。
人見知りはせずそこそこ友人ができたものの常に緊張はしていました。
家族からは「深呼吸して落ち着きなさい」といわれ実践していたのを覚えています。
結果的に言うと1回目の発作は深呼吸のし過ぎによるものでいわゆる過呼吸だったのです。

授業中に後ろの席の子が気付いてくれて先生に報告してくれ、フラフラの中保健室へと向かいました。
それ以来、下記のような感覚が常に私に付きまとっていました。

・「また起こるのではないか」という不安感
・発作が苦しかったという恐怖感
・授業中に抜けるという目立ってしまう罪悪感や羞恥心
これが発作の主原因だと思います。

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授業やテスト、集会でのパニック障害に耐えに耐えて手に入れた皆勤賞

高校時代の私はいわゆる真面目タイプで両親がともに厳しかったこともあり、発作が起きたと打ち明けられずにいました。
両親はいわゆる根性タイプの人でしたので「緊張しなければいい」「気のせいだ」で済まされてしまうことが予想できたからです。
1度それとなく言ってみたのですが「じゃあ精神病棟に入院だ」と脅されそれ以降口にせずに皆勤賞のために発作を気合で抑えながらの日々を過ごしていました。
1番辛かったのは集会で立っていることでした。
貧血などで誰かが倒れると皆がジロジロ見ている中倒れるのはあまりに恥ずかしいと思ってしまい、常に苦しみながらグッと耐えていました。
またテスト中にもよく発作を起こし、手が震えて答案が書けないことや思考が恐怖に取りつかれて問題に集中できないことも多く成績はあまりいい方ではありませんでした。
しかしすべての授業で出席し、早退・遅刻1回もせず皆勤賞をとるだけの根性と努力はしました。(この努力は実際にはよくなかったなと反省もしています・・)

高校時代に行っていたパニック障害の対処法

これは高校時代に行っていたパニック発作の対処法です。
本来であれば心療内科や精神科にかかり、頓服薬として発作が出そうなとき、出てしまった時に飲む薬があり、対処することができます。
しかし「家族に相談できない」、「精神科や心療内科にかかるのがはっきり言って不安だ」という方向けの対処法になります。

実際にそういう方もいるのではないでしょうか。
かくいう私もその1人でしたのでご安心ください。
1人でこっそりと調べ精神障害ではないと言い聞かせたり、心療内科・精神科へという文字を見るだけで途方もない不安感でした。
そのように思っているのは決してあなた1人ではないので落ち着いて記事を見てみてくださいね。

まず大事なのは安心できる場所を見つけることです。
私の場合教壇横の隅や廊下などがお気に入りの場所でした。
ここに来ればひとまず安心というところを見つけてみましょう。
例えば学校なら保健室でもいいですし、トイレでもいいです。
友人や信頼できる先生のそばなんかも落ち着きますよね。

そしてできることならば1人は理解者を作り、相談できる環境にしておくといいです。
例えば保健室の先生にあらかじめ相談しておくだけでかなり安心感が違ってきます。

次にカイロ、保冷剤の使用や水を飲むことです。
パニック状態だと常に死んでしまうのではないかという恐怖感に捕らわれ、体の感覚も重く、自分の体ではないような感覚があることもあります。
そんな時は顔にカイロや保冷剤を当てたり冷たい水を飲んでみましょう。
不安状態に1瞬あったかい、冷たいという刺激が加わることでパニックがポンとどこかに消えていってしまいます。

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切り替えのスイッチを作ることは私が寛解になるまでの大きな1歩となりましたので是非覚えてみてください。
今回の1番大切なことはパニック発作では死ぬことはない、強く言い換えれば失神すこともないということです。
※失神してしまう場合はてんかんなど別の病気の可能性もあります。

私は7年間パニック発作を起こし今度こそ死んでしまう、失神してしまうと思ったのですが1度もそのようなことはありませんでした。
その恐怖感がぬぐえるかどうかの問題なんですよね・・
ちなみに私も5年目にしてようやくコントロールがきくようになってきたので焦る必要はないのでご安心ください!

今回のまとめ

今回はパニック発作の始まりと誰にも言えないことによりさらに加速する不安感、病院にかからずに何とかやり過ごす対処法を少しだけ紹介できました。
こんなパニック障害は実際かなり辛いものです。
1人でも同じような思いをしている方にこの記事が届けばいいなと思っています。
次回はパニック発作が起こって3~4年経過した話で心療内科にかかり始めた話になります。

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